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双流老媽兎頭

時間:2011-05-19 16:30:16

 ご紹介するのは四川料理レストラン「双流老媽兎頭」です。地下鉄双井駅を南へ約400m、東三環路沿い東側に大きな看板付きの二階建てのビルが見えます。双流の名は成都双流国際空港で思い当たる方も多いでしょう。そちらの風土料理の一つ、兎の頭をまるごと煮込んだ、見た目にグロテスクでダイナミックな料理がこの店の看板メニューです。

 あまりに人気があるためか、予約受付はしていません。我々は17時半に到着ましたが既に順番待ちでした。一階は中国の大衆大広間、二階は禁煙ルームでソファー椅子の静かな雰囲気。

 兎の頭は五香味と麻辣味があり一個8元。店員の話では一人4個が目安だそうです。どんぶりに頭だけごろんと入れられて出されます。長い耳こそありませんが二本の出っ歯を見ればゆうにウサギと判ります。ビニール手袋をはめ、手掴みで砕きながら齧って食べます。麻辣の方が美味しいのですが、時にはチューチュー吸わないと駄目なので、そうなるともう辛さとの勝負です。

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 冷菜はセロリをサッパリ酢漬けにした文君泡菜(10元)がお勧め。ところてんのような老媽涼粉(16元)はモチプル感が箸休めに良いでしょう。青菜の微塵切りをあっさり炒めた青菜鉢(28元)は量が多く箸で掬い辛いので多少飽き感が。店推薦の石鍋青峰(68元)は小河魚と太麺の青唐辛子スープ煮。見た目豪華で太麺が非常に美味しいのですが、河魚の臭みが強いのでスープが染込んだやや冷めた頃合が食べ時。四川風ごった煮、精品毛血旺(48元)は大半が血豆腐で具材のバリエーション不足といったところ。

 

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 この店ではハルピンビールの「1900経典」(12元/本)を置いています。中国では高級ビールに属しアメリカ等海外へも輸出されています。ラベルはクラッシックなデザインでお洒落、すっきりとした咽越しは激辛四川料理にぴったりです。

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 消費金額は一人当り70元といったところ。兎の頭、美味しさを求めるというより、日本では食べられない、という話のネタとして一度チャレンジしてみてはどうでしょうか?
 

◎お店データ
住所 朝陽区東三環南路48号(地下鉄双井駅C口南200m)
電話 010-65405858

 

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