北京から敦煌へ　直行列車スタート

全国鉄路のダイヤ改正が行われ、5月15日、つまり今週末より新しく、北京駅から??、?州、保定、衡水など方面へ向かう旅客列車が11便増える。これで一日に出発する列車は全部で123便となる。注目すべきは、北京初となる敦煌行き直行列車の登場。莫高窟や月牙泉観光も、随分と便利になりそうだ。

北京駅発蘭州、嘉峪関K43/4運行路線が北京発敦煌となり、便名もK41/4、K43/2に変更。途中、干武、蘭新、敦煌線を経由。そして毎日、敦煌駅が始発終着駅となる。つまり北京から敦煌まで直行列車が登場した、ということになる。

昨日の時点で、鉄道切符公式ホームページ12306を見ると、北京発敦煌行きK41列車の乗車券は既に発売開始となっており、乗車賃は座席ランクによって273.5元から734.5元になっている。所要時間は36時間から38時間前後。初日の敦煌行き軟臥座席は僅か2枚しか残っておらず、硬臥座席や普通座席は未だ若干余裕がある、という状態。出発時刻は、北京発敦煌着K41が21時40分発、敦煌発北京着K43は7時40分発。

その他、北京西駅では、貴陽北駅行きの列車に、ベットスタイルの座席が入る列車が増えている。