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北京地下鉄:痴漢防止スプレー等持込不可物品だった

時間:2016-04-13 15:24:34

最近、痴漢防止グッズの売れ行きが良いそうだが、こうした安全グッズ、過半数以上の商品が地下鉄持込禁止物品に相当するという。

毎年春と夏、駅のセキュリティー担当者がこうした物品を摘出する割合は20%前後。北京地下鉄では、花露水(蚊避け)、マニキュア落とし、ムース、ヘアミストなど発火爆発し易い日用品の車内持込を禁止している。乗客はホームに入る前に必ず鞄など持ち物の安全チェックを受けなければならない。持込禁止物品とみなされた場合、係員が規定に則り処置、場合によっては公安局に通報され、法に則って処理される。

今年4月10日14時半頃、地下鉄6号線車公庄駅区花園橋駅A口で、ある女性が地下鉄に乗るためにセキュリティーチェックで鞄を機械に通したところ、痴漢防止スプレーが発覚、係員に没収され民間警察に処理され話題になった。

没収された痴漢防止グッズ、かなり著名な商品で、最近はこれを携帯して地下鉄に乗る乗客が増えているという。少し前には、痴漢防止スプレーの持ち込みを注意された怒った女性が商品をまき散らし、刺激臭が周囲に拡散、目や鼻の痛みを訴える人まで出て大混乱した、というニュースもあった。

風潮を受け、近頃は荷物一時預かりサービスを実施する駅が登場している。例えば昌平駅区所轄の4つの駅では1日預かってもらうことが可能。車公庄では預ける期間が相談でき、最長3日間預かってくれるという。他にも、係員も素早く禁止物品かどうかを判断できるよう学習や訓練を受けるようになっているという。

ともあれ、まだまだ危険が身近にありながら、不条理な対応しかしてくれない事は多々遭遇してしまう。不便はつきいないが、大勢の乗客の安全を守らねばならない係員の意見は、やはり素直に聞いておきたいもの。
 

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