北京新空港ターミナルビル5本のコンコース10月着工

北京新空港ターミナルビルの核心区、旅客ターミナルビル及び総合乗り継ぎセンターが着工。新空港の外観は鳳凰が翼を羽ばたかせたイメージで、コンコースが中心から東北、東南、中南、西南、西北の五つの方向へ向かって伸びる。中でも南コンコースがいち早く建設工事に入っている。その他コンコースは今年中に着工予定。

五つのコンコースのうち、西南、中南、東南の三本のコンコースはそれぞれ長さ411メートル。西北、東北の二本は298メートル。搭乗手続きの場所を中心に放射線状にコンコースが伸びるこのデザインで、旅客は僅か徒歩8分で新空港の最も遠い搭乗口まで移動することが出来るという。

新空港ターミナルビルの中のコンコース部分は新空港第二工事に登録されており、北京建工集団によって行われる。費用は32.7億元。計画ではコンコース部分は2017年3月31日に完成予定。

北京新空港ターミナル区総使用地は約27.9ヘクタール。南北長さ1753メートル、東西幅1591メートル。旅客ターミナルビル、乗り継ぎセンター、総合サービスビルと駐車場の三部分で構成。総建築面積103万平方メートル。首都国際空港第三ターミナルビルの規模を超える。世界最大の空港ターミナルビルになる。計画では2019年7月15日に完成。