十三陵駅から観光地までまだ4キロあった

北京地下鉄昌平線二期が開通し、十三陵観光地に駅が登場した。しかし実際は、十三陵景区駅を下車した後、観光エリアに行くには更に4キロの道のりがあった。文物保護の理念から、致し方ないのだが、この間バスも走っていない。3月17日、北京晨報が昌平区に確認した内容によると、現在、駅と景区を結ぶ送迎バスを運行させる協議が進められているようで、年内にはサービスが開始されるもよう。目下、駅では乗客に対し一万枚の十三陵観光地行き誘導カードを配布し対応している。

昌平駅駅エリア統計によると、地下鉄十三陵景区駅は平日で約2千人前後のひとが利用しており、週末にもなると2600人前後となる。その内7割が十三陵観光に向かうひと。駅関係者は、「十三陵にはどうやって行くの？」と毎日数千回は尋ねられるという。

十三陵景区駅駅構内で旅行客向けに配布されている誘導カードには、十三陵景区駅ではなく、昌平東関駅で下車し314路バスで風景区に向かうか、地下鉄昌平西山口駅を利用するよう書かれている。昌平西山口駅と十三陵景区駅共に駅を出ても少し歩く。昌平東関駅A口から近い314路バスは、十三陵に直行する。

鉄道で観光に行かれる方、入念に下調べして臨んで下さい。