今日は暦の上で立春。また同時に「二十六炖大肉」でもある。市民はこの日、餅を焼き肉を包んで頬張る食習慣があり、北京都市部の老舗店でも、今日は春巻と春餅、そして豚肘肉煮込みを普段より多く準備し、お客を迎えている。
カルフールや物美などスーパーでは、春餅の材料となる「もやし」が大量に売りに出ている。今日朝7時、天福号西直門店は普段より30分早くオープン。工場も生産ラインを早く稼働させ、厨房でも24個ある鍋をフル回転。今年の立春には普段の倍にあたる50屯分の低温熟成の肉を準備し、4本の貨物ラインを設置し各店舗に搬入しているという。
護国寺の小吃チェーン店でも、今年は50店舗で立春用に3.5万本の春巻きを準備。社長の話では「普段でも春巻きは作っているが、毎年立春になると、特別シフトで望んでいます」とのこと。
江蘇料理で有名な同春園では、立春の今日、肉ミンチの春巻き、あんこ春巻きを2000本以上準備するという。中国割烹師匠の王さんは、「朝6時から準備を始めているよ。新鮮でおいしい春巻きを出すために、野菜は今日出荷されるものを使用しています。」老舗店の又一順も野菜の炒めあわ春巻きを準備。焼肉季や同和居でも立春特別メニューを出している。大人から子供まで人気の春巻き。そうだ、今日こそ春巻きを食べよう。