2016年、北京市が経営する11か所の公園及び中国園林博物館では25項目の新春イベントが開催される。
○花見
2月1日~3月1日 北京植物園では蘭展が開催される。300品種以上一万株を越える蘭が展示される中、目玉はシンガポールのバンダ・ミス ジョアキム。国内初展示となる。
2月4日~3月13日 中山公園では2016年迎春植物展が開催される。つつじや桃など春の花が開花し一足早い春の雰囲気を楽しめる。
其の他、頤和園では第五回梅花展が。特別に玉蘭、牡丹、桂花など伝統的な園林植物も展示され皇帝の庭を演出する。
○申年演出
北京市動物園では「1+8」2016年申年干支文化展を開催。1はメイン館の北京動物科技館、8はそれぞれ園内の施設をリンクさせ、猿を関係させた霊長類動物を紹介。
北京植物園でも、申年植物展と題し、普段はあまり見られない“猴腿蹄盖蕨”、
“猴面包?”、“猴子背巾叶”といった干支植物と植物標本が展示される。
○お参り
香山公園春節祈祷会は例年通り実施され、香炉峰登山祈祷と碧雲寺廟祈祷の二構成で参拝客迎える。更に公園は申年の福の門を設置したり、西遊記の水れん洞の景色を作るなど訪れた人を楽しませる演出も行うとのこと。
紫竹院公園では旧正月一日から十五日まで、福萌紫竹・五福臨門を開催。新年における五大祈祷、「拜佛祈福、挂牌求福、撞钟纳福、开运系福、回家带福」を祈願するイベントを実施。
○アイススケート
既に各公園でアイススケートが開放され一カ月が過ぎようとしている。一番人気の頤和園スケートリンクは、今年も70万平米を開放。同時に開龍船イベントを実施するなど、氷の上の娯楽が楽しめる内容になっている。玉淵潭公園では冬季オリンピックを題材にした雪道迷路やカーリングを楽しめる施設を設置。淘然亭公園で冬季オリンピック知識廊下を設置。北海公園、紫竹院では氷の滑り台が春節後まで設置される。