今週金曜　最低気温マイナス16度

マイナス13.7度！19日明朝、北京都市部の最低気温は再び塗り替えられ、この冬の最低値を記録。今日と明日は若干、気温が戻るものの、金曜日から四日間連続で最低気温はマイナス10度。特に金曜日の予想最低気温はマイナス16度となっている。

今週、北京都市部は「四九」に入っており、最高気温は始終氷点下、最低気温は10度以下といった状態。昨日のように、北京の気温を代表する南部気象台でも、最低気温はマイナス13度と、再びこの冬最も厳しい冷え込みを記録した。また一日の最高気温もマイナス12度。これまでの予報によると、今週はこの冬最も寒い一週間となる。この寒さは、西シベリアから降りてくる寒波の影響。また今日明日の最低気温が火蓋を切り、更なる極寒が待ち受けている。今週金曜日は最高気温マイナス5度、最低気温はマイナス16度。土曜日の最高気温は引き続き下がってマイナス9度、最低気温はマイナス15度。同時に、上述した二日間は更に4級から5級の北風が吹き、体感温度は更に下がる。

1月は過去を振り返っても往々にして寒い時期。史上同時期の極寒記録は1951年1月13日で、当日の最低気温はマイナス22.8度。この十年、北京の極寒最低記録はマイナス16.7度。2010年1月6日に出ている。こうしてみると、今週金曜日の最低気温は正にこの十年来最も低い数字が出そうということになる。