北京・天津・河北共通交通ICカード来年登場

11月24日、北京市交通部門が発表したところによると、北京、天津、河北で共有できる交通ICカードが、早ければ来年にも登場するもよう。北京市政一?通公司関係者の話では、カードチップを統一基準にする必要があり、おそらく新たにカードを発行することになるようだ。しかし一方で使用基準を北京に統一させようという意見も根強く、最終方案がまとまっていない様子。

これまで、天津市交通港口局総工程師が京華時報記者のインタビューに応えたコメントでは、交通ICカードは、北京、天津、河北が一緒に共同発展する過程におけるひとつのシンボルであり、交通ICカード使用における技術的な問題はさほどなく、政府や公共バス、地下鉄、カード製作会社といった多方面の利益面で問題が生じているとしていた。

今年6月に入り、北京、天津、河北の交通部門が更に協議を進められ、来年にはICカード聯通の作業が正式に開始されることが明らかにされた。北京市政一?通公司責任者の話では、目下、技術的な問題は協商が始まっており、主にカードチップ及びカード読みとりバージョンアップについて調整を図っているという。