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二月二日「龍」の字がつくものを食べよう

時間:2014-02-27 10:52:19

二月二日「龍」の字がつくものを食べよう

今週末日曜日は中国伝統の二月二にあたる。「二月二、龍抬頭」の言われから、中国ではこの日、多くの人が散髪をする。食文化においても「龍」の字がつくものを好んで食べる。

例えば「龍胆」。これは一種の揚餅。トウモロコシの粉と米粉を合わせて種をつくり、中にあんこを入れ、扇形に形作り、卵をつけて揚げる。黄金の揚げ団子が出来上がり、これを龍の胆とみなした。北京の民俗食品を販売する護国寺小吃の起源店では3月2日(二月二)よりひとつ4元で販売するとのこと。

他には、「龍須麺」を頂く。明の時代にさかのぼり、宮中のコックがこの日、雪のように白く糸のように細い麺を打ち、これを鍋に投入し浮かんできたのが様子が龍のひげのように見えたことから名づけられたのだそう。

立春に春餅を食べる習慣は非常に親しまれているが、実は二月二にも春餅を頂く。立春の場合は春餅を食べることを「咬春」といい、二月二では「龍鱗」を噛むという。春餅の丸く薄い形状を龍の鱗になぞって呼んでいる。食品販売店稲香村では、一部の店で春餅の販売を開始している。地壇店では全聚德320グラム冷凍荷叶餅が8元/セット、荷叶餅より少し大きなタイプが一袋400グラム入りで7.5元。

二月二に春餅を食べる習慣があったのは清の時代。中に豚の肘肉など肉類と、ニラや大根、もやしなど野菜を入れて巻いて食べる。天福号では肘子を400グラム64元、猪頭肉500グラム45元で販売中。曲園酒楼や峨眉酒家などレストランでも、二月二当日は龍鱗セットを提供する。
 

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