三里屯世茂　年内にショッピングセンターに変身

SOGOに続き、北京の老舗百貨店がまた方向転換をはかる。昨日、世茂百貨がショッピングセンターに販売形態を変更することが明らかになった。早ければ今年１２月には調整が完成するもよう。変更後の世茂百貨は、従来の児童商品をメインにした販売スタイルから、飲食店が多く入るスタイルになる。

関係筋の話では、一階には無印良品やSkullcandy、Selectedなど新しいショップが入り、二階から四階は一部ブランドが撤退。現在、悠唐購物中心や鳳凰匯などでは並んで入る人気飲食店、緑茶や南京大排档などレストランが入るようだ。

中国商業地産連盟副会長の説明によると、百貨店は商品販売がメインで、価格や安く素早く購入できるネットショップと市場で激突。今年に入って方向転回した百貨企業が少なくなく、春天百貨が買収されたのに続き、王府井百貨もアウトレットショップに重点を置くようになった。外資系百貨店のトップを走っていた百盛も、復興門店では既に飲食エリアが3000平方メートルを占める運営になっている。