北京稲香村　石碾元宵発売開始

立冬が過ぎ、北京稲香村の石碾元宵がまた店頭に並び出している。こちらの商品、この先来年の旧正月十五まで販売される。

北京稲香村燕丹元宵粉を加工する碾坊。安徽省南陵の良質な江米が石碾で一回り一回りして圧が掛けられ非常に細かい粉が出来上がる。ここは北京規模最大の碾坊とされ、工場内に34台の伝統的な石碾がある。出てきたうるち米は北京稲香村の元宵専用に使われるそう。

北京稲香村常務副総経理の紹介では、伝統的な石碾を使った作られた粉は、湿度が高く、うるち米の栄養成分も損なわないという。元宵の粘りも高く、食べた時にもちっとした感じが楽しめるのが特徴だとか。

今年、北京稲香村は約1400トンの元宵を作る予定。味は黒胡麻、五仁、バターココア、桂花サンザシの伝統的な味四種類。一個一元。