北京戒台寺　親に感謝する盂蘭盆祭

8月21日、旧暦の七月十五日、門頭溝区戒台寺では「感恩母親　孝子愛日」をテーマに盛大な盂蘭盆祭が開催される。訪れた観光客は、孝行と感謝の念を見直すとともに、精進料理が頂ける。

盂蘭盆節は民間では「鬼節」とも呼ばれる。盂蘭盆の由来は『佛節盂蘭盆経』に、「目連救母」の下りがあることに発する。言い伝えでは、目連は母が生前に悪行を働き、死んだ後も苦痛を受けた姿を見て、苦しみから母を救う法として、五穀、香油を盂蘭盆節の日に備えた。これが後の人にも、この日に五穀、香油を会場に放ち、自分の父母の幸せを祈願する習慣に発展したと言われている。よって盂蘭盆節は、行孝節とも言われる。

盂盆蘭節当日、戒台寺は無料で入園、無料で羅漢斎を享用、無料で斎堂を開放という「三つの無料」イベントを実施。戒台寺斎堂は最近修復が完了し、観光客はここで斎宴を楽しんだり、寺院文化と生活を体験できるようになっている。

住所：門頭溝区永定鎮馬鞍山
交通：苹果?より931路バスで戒台寺へ