クレジットカード返済に新規定

クレジットカード返済期限を忘れて多額の利息を支払った経験はないだろうか？中国銀行業協会が先頃発布した修正版『中国銀行カード業務自立公約』が、既にこの7月1日から施行されている。

修正版『中国銀行カード業務自立公約』には、「容時容差サービス」というものが盛り込まれている。これは、銀行がカード保持者に対し、返済が三日遅れる分には罰則利息無し、また10元以内の未払い罰則無し、というもの。銀行によって施行細則は異なるが、大部分の銀行は実際に容時容差サービスを開始している。おっちょこちょいな人も、これで返済に遅れても、少しは救われるのか。

話しの発端は、昨年10月29日、中央テレビがクレジットカード全額利息返済問題を報道したことに遡る。あるカード保持者の当月カード消費額が１万元だった。しかし返済日までに全額返済しておらず、後1元足らない、9999元だけ払った状態になっていたのだが、これに対し銀行が1万元に対する利息計算を適用。通常の利息は一日一万分の五、結局、消費した日から計算され最後の利息は百元以上になったのだ。

銀行は「容時容差サービス」の告知と同時に銀行業務利息、支払い規準、カード利用の危険性を更に理解してもらうよう努力している。また銀行によっては、顧客が自ら「容時容差サービス」申請をしなくてはならないところもある。返済はお早めに。。。