今日から連続四日間雨

昨日は二十四節気の小暑だった。中国の広い地域で本格的な夏に入ったことを意味する。民間では、「小暑接大暑　熱得無処避」という言い方がある。北京南部気象台が行ったこの六十年間の地面気象観測データによると、小暑と大暑は北京で最も暑い時期。過去の記録を遡ってみると、大、小暑期間の北京の日中平均気温は26.2度。35度を越える高温気温日を数えると、小暑節気の方が大暑節よりも多い。今年北京は既に高温日が四日出ている。但し過去に42.2度という極度の高温天気を記録したのは大暑節気。諺には、「小暑不算熱、大暑正伏天」とある。

7月は北京の雨季。これから益々雨に遭遇することが多くなる。小暑節気、平均総降雨量は約85ミリから95ミリ。つまり、平均二日から三日に一度雨になる計算だ。また大雨と暴雨も発生しやすくなる。1988年7月21日には109.8ミリという大暴雨が記録されている。雨が多くなると湿度が高くなる。平均湿度は75％に達する。北京でも黴が生えやすくなる。気温も32度以上になり蒸し暑さが襲ってくる。

今日から連続四日間、天気予報は雨。但し最高気温は35度を越えることはなさそう。金曜日から晴れに転じ、この時点からやっと最高気温も上がりだすもよう。今週はずっと雨具の準備をしておいたほうが良さそう。