労働節の公園イベント　夜間観光も登場

労働節休暇、北京市所属の11の公園ではあわせて180万人の観光客が訪れる予想されている。ピークは4月30日、5月1日。北京市公園管理中心は恒例の伝統的な文化活動や花見イベントのほか、今年は一部公園で夜間観光が楽しめる企画を設定。

頤和園では現存する最大の皇帝戯楼徳和園をリニューアルオープン。京劇、宮廷舞などが毎日一階で上演される。戯楼内では『慶演昌辰??慈禧与德和?演劇文物展』が開催されており、故宮と頤和園から128点の文物が出展されている。天壇公園では『《“壇楽清音・五一”音楽会》が毎日午前と午後一回づつ公演される。中山公園では愉園、蕙芳園で20種類300匹の金魚が放たれる。

気温が上昇するにつれ公園内の植物が色鮮やかになってきている。玉渊潭の遅咲き桜、北京植物園の桃、香山公園の紅楓などが見頃となる。また今月27日より海淀区玲?公園では第一回チューリップ祭りが開催されており、ばら色のカローラ、淡い黄色の純金、紫色のブルーダイヤなど32品種10万株のチューリップが咲いている。

今年、北京市公園管理センターは初の夜間景観作りに取り組んでいる。景山公園では市区最大の牡丹展を開催。498種類、二万株の牡丹が咲かせているだけでなく、国色天香など展示区ではLEDイルミネーションを導入した夜の花見がお勧め。300株以上の牡丹が光の下で咲く様子は必見だ。毎晩8時半まで。陶然亭公園東門、北門では12の電飾凧が夜空に舞う。こちらは夜9時半まで。

北海、紫竹院など6箇所の公園ではボートが楽しめる。柳を見上げながらの行楽も気持ちよさ層だ。

・北京動物園　午前10時前の観光がお勧め。その後、徒歩で紫竹院でボートに乗ると楽しい。
・玉渊潭公園は15時以降がお勧め。夜桜も楽しめる。
・故宮は南から北へ抜ける一方通行。景山、北海公園は午前の遊覧がお勧め。中山公園は往々にして午後は団体客が少ない。
・天壇、陶然亭公園は、午後がお勧め。陶然亭公園は今年、夜の風車、凧揚げが目玉。
・頤和園は午前中がお勧め。午後は植物園や香山の自然を楽しむコースが良い。このどちらも15時以降は人が少なくなる。