北京市医療機構H7N9防御等級アップ

今月14日、北京市疾病予防コントロールセンターは、北京市医療機構H7N9防御等級を全面アップしたと発表。監督観測対象は高リスク群集から一般群集にまで拡大し、H7N9鳥インフルエンザ検査にかかる一人分の費用2000元はすべて政府が賄う。
 
北京市疾病コントロールセンター主任の話では、初のH7N9鳥インフルエンザ患者が確認されて以来、市政府の要求により、北京市は一歩防御等級をアップした。市疾病部門は既に関係する通知を流しており、即日から三類群集を加えた対象者に対し主動的に監督観測を実施するよう命じている。先ず北京市にある421箇所の一級以上の病院では流感症候性患者に対し、流行病歴を確認、二週間前に鳥と接触していないか確認する。患者の基本情報は、氏名、性別、年齢、家庭住所、連絡先。その後、患者ののどの分泌物を採取して検査。陽性が出たら市55箇所の実験室に送り調査。陽性が確認されると市疾病コントロールセンターに報告し、再度確認後、最終的に確定される。
 
同時に五類高リスク群集、鳥の養殖、とさつ、管理、運輸、経営する人員に対し監督観測を実施電話での症状問合せの方法から、疾病コントロールセンターの職員が主動的に訪問し、対象者ののどの分泌物を採取し実験室で観測する方法となっている。既にサンプルは800人以上分が集められ、五大高リスク群集電話で問いあわせに至っては53万人となっている。