2月10日から14日　天壇で祭事行事再現

天壇公園は、旧正月一日（2月10日）から五日（2月14日）まで天壇春節文化ウィークと題し祭事行事を再現。古来の大駕ろ簿が登場し、壮観な景色を再現する。また期間中、天壇神楽署では「壇楽清音」音楽会を開催。

皇帝祭事で使用された儀仗は最高等級で規模も最大。ゆえに大駕ろ簿と呼ばれた。今年天壇で再現される大駕ろ簿も、昔の慣わしを忠実にまた新しい企画を取り入れて、規模拡大、色とりどりに工夫し神への敬仰を表現する。この祭事行事には320名が参加する儀仗団が組まれ、天壇西門から一路祈念殿南門まで歩く。途中、静鞭や罡筒、笛箫、幡幢、刀槍剣戟、旗羅傘盖、金八件など儀仗器物が展示され、皇帝、百官、八旗武士、内廷侍など歴史人物が登場。候駕や行進、静鞭、迎駕など通じ清朝皇帝が天壇で開催した祭事大典の盛大な場面が繰り広げられる。

また、神楽署雅楽中心では音楽の盛宴「壇楽清音」音楽会が催しされるほか、天壇文化ウィーク期間中、北天文内文化廊下には新しく『東城区無形文化遺産展』が開設され、図と文で東城区64項目の国家と市区クラス無形文化遺産が展覧される。