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北京引き続き霾黄色警報発布

時間:2013-01-31 10:51:08

北京引き続き霾黄色警報発布

環境保護部は、昨日(1月30日)全国的に灰霾面積が拡大しており143万平方キロメートルに達したと発表。中央気象台は続けて霾黄色と藍色警告を発布。北京も霾黄警報は取り外されないままで、大気汚染は依然として「厳重汚染」と発表されている。

環境保護部は衛生観測に基づき、昨日の全国灰霾面積は143万平方キロメートルで、一昨日より13万平方キロメートル増えたと発表。主に北京、天津、河北、河南、山東、江蘇、安徽、湖北、湖南など地域に広がっている。

国家環境監督観測総局のデータによると、昨日中国は東北から華北にかけ、中部の一部省区から江准まですべて重度または厳重汚染。とくに一昨日は大気汚染度合いが軽度だった上海、江蘇など地域も昨日から重度の汚染にかわった。最も深刻な状態なのは依然として北京天津地区で厳重汚染。

中国気象局は昨日も引き続き霾黄と大霧藍色警報を発布している。中央気象台予報では、今日の日中まで、華北東部と南部、黄准北部と東部、江准東部などで中度の霾、局地で重度の霾と予想を発表している。

国家気候センターの統計によると、今年に入って全国霧霾平均日数は1961年以来最も高いのだそう。中国気象局主席予報員は、「毎年冬は霧霾の天気が増えるもの。しかし寒気の到来も多く、霧霾はそう長くは続かないもの。しかし今年は長期的に静かで温かい天気が続いてしまい、霧霾の範囲は広く時間も長くなり、汚染度合いも厳重になっている。1月10日以降、寒気の勢力は弱く強風が吹くこともなく、大気は安定している状態。これが汚染物質をなかなか一掃できない理由。」と説明している。

おそらく今日夜半から北風が吹き、汚染物質も拡散されるもよう。明日には澄んだ空を見たいものである。

昨日の21時まで、北京各区県で五級の重度汚染と六級厳重汚染が発表されている。しかし大気汚染指数だけみると、一昨日よりは良くなっているようで、一昨日は300から400の間だった空気汚染指数も300に近くまで下がっている。
 

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