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地下鉄14号線西段5月5日開通

時間:2013-01-30 09:08:42

地下鉄14号線西段5月5日開通

今月28日午後、軌道交通14号線西段の空車走行が実施された。地下鉄14号線には、北京では初となるA型車輌が走る。このA型車両は従来の車輌より幅広で、容量が大きくなった分、人をたくさん乗せることができる。これで園博会期間に対応させようという狙い。北京市軌道交通建設管理公司の話しでは、地下鉄14号線西段は先ず張郭庄駅から西局駅までを5月5日に開通させ試験運営するという。この時、地下鉄10号線との乗換えも実現する。

A型車輌は遠くから望むと平たい整った感じで、どことなく巨大な液晶パネルをイメージさせる。これまでの車輌には側面にラインが描かれていたが、A型車輌には入らず、14号線メインカラーとなる柔和な蓮色一色。内装もこれまでと少し異なり都会的。「緑色園林」をテーマに全体は白乳色、これに緑色と山吹色の座席が入る。園博園に向かう乗客に列車に乗った時からその気分を味わってもらおうというアイデアだ。

A型車輌はこれまでのB型列車より20センチ幅広で、長さも三メートル長い。同じ六両編成でもA型列車は2580人搭載と、B型車輌より700名多く載せることが出来る。これで運力は三分の一アップとなる。

使用されている材質も異なる。既に上海や広州、深センの地下鉄にはA型車両が採用されているが、地下鉄14号線では更に軽量化を進め、無塗装ステンレス素材を使用。通常、軽いアルミ合金材料を使うが、この数年はステンレス車体は強度が高く腐蝕しにくく保護コストも安いと人気なのだそう。

地下鉄14号線西段は今月18日から調整をはじめており、信号、電気、通信など施設のチェックのため、大瓦窯駅から大井駅までを試験運転する。地下鉄14号線西段は全長12.4キロ。途中、張郭庄駅、園博駅駅は高架駅で、大瓦窯、郭庄子、大井、七里庄、西局駅は地下駅で、全部で7つ駅が設置される。
 

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