12110ショートメッセージ通報が開通

明日は一年に一度やってくる「110」宣伝日。北京警察の話によると、目下北京市には12110ショートメッセージ通報プラットフォームが開通しており、ろうあ者やその他特殊な状況にある人でも救助サービスが受けられるようになっている。但し12110は文字データによる情報のみで、画像やカラーメッセージは無効。

このサービスは北京市公安機関が公安部便民サービス14措置の一項目として実施しているもの。公安部が各地公安機関に110受理通報救援ツールを要求。全国範囲で12110ショートメッセージ通報救援サービスが推進されている。12110サービスは110電話が受理する範囲と処置作業は原則同じ。通報する人は携帯電話から12110に向かってショートメッセージを発信する。

12110ショートメッセージサービスは主に「聴力言語障害者通報」と「健全者でも電話通報が不便なケース」と二タイプを推進。後者は具体的に、バスや長距離バスで窃盗や詐欺にあった場合、誘拐や不法な監禁など人身の自由が奪われる事態に遭遇している場合、賭博や麻薬にかかわる事件のそばにいる、その他言語による通報が難しい場合。

北京市公安局交通チームは従来よりショートメッセージサービスを開通しているが、プラットフォームは一台の携帯（13911991234）のみ。12110が開通したことで、今後、交通チームの通報プラットフォームと対立しなくなる。後者は主に公共交通領域内での通報救援を処理。12110は公安領域すべての通報救援を受け付ける。

ショートメッセージ通報注意点
１．何を伝えたいのか明確に
２．場所は具体的に（道路、小区、住所番号など事前に携帯に入れておくと良い）説明
３．後で電話できないようなケースが想定される時は、予めメッセージの中で説明しておく
４．ショートメッセージを配信すると同時に、出来れば友人にも同時配信しておく（すると友人が警察に通報してくれるであろう）

110電話通報注意点
１．通報はすばやく
２．話中はそのまま待つ
３．場所の説明は詳しく正確に
４．通報内容は正しく
５．案件現場は保護しておく
６．通報は落ち着いて
７．通報連絡は電波の良い環境を確保