銀行ATMでも交通ICカードのデポ可に

北京市政交一カ通へのデポジット、今後は一カ通指定ポイント以外に銀行ATMも利用できるようになる。昨日、北京市政交一カ通公司は中国郵政储銀行北京支店と合作調印を終え、銀行カードと一カ通があれば、銀行ATMで交通一カ通のデポジットが可能になったことを発表した。

デポジットは、先ずATMスクリーン上にある「自助缴费」を選択し、銀行カード支払い機でカードを読み込ませる、という手順。交通一カ通は各種多様な形状カードが出回っているが、これについては、支払い機の読み込み部分にカードを翳せば良いそう。カードを無理に差し込む必要はないようだ。そして銀行カードパスワードを入力し、案内に従ってクリックし進んでゆくと、銀行カードの預金から自動的に引き落とされ、交通ICカードにデポジットされるという仕組み。

既に2000年から北京市政交通一カ通公司は中国郵政储銀行北京支店と合作を行っており、中国郵政储銀行で交通一カ通の発行とデポジットサービスが行われていた。中国郵政储銀行北京支店責任者の話では、これまで中国郵政储銀行は一年間に交通一カ通へのデポジットは163万件近くあり、その金額は7000万元近くある。交通ICカード発行カード枚数も5000万枚を越へ、消費者からもっと便利な素早い対応を求める声があがっていた。

目下この銀行は北京市全体に金融サービス地点534箇所を有し、北京市重点区域には128台のATM端末を抱えている。来年2013年にはATM支払い端末を550台にし、どのポイントにもATM支払い端末がある環境を作るのが目標とか。家の近くにある銀行で交通一カ通のデポジットが出来るようになる日も近い。