四本の地下鉄路線30日に開通予定

今月7日午前、地下鉄運営会社は、6号線一期、10号線二期、8号線南段、9号線北段を暫定的に今月30日に開通させると発表。目下、この4本の地下鉄路線はダイヤに従い空運転を実施しているところ。予定通りの開通となれば、今年の年末には北京市軌道交通総距離は441.8キロに達し、上海地下鉄のトップの座を塗り替えることになる。

地下鉄新路線開通と同時に快速バス4号線と阜石路快速バスが同時に運営を開始する。計画では100台の新しいバスが導入され、180乗りの大型バスが門頭溝から阜成門まで走る。支線も走り、こちらは門頭溝を出発し、りんご園を経由し地下鉄6号線始発駅五路居駅まで走る。支線には30台が導入され、毎日地下鉄6号線に直接3万人から4万人を輸送する計画。

10号線二期は年末に未開通の駅にピストンバスが出る予定。西局地下鉄駅で下車し、ピストンバスで首経貿駅まで行って、再び10号線列車に乗ることになる。

6号線、10号線二期は開通時、携帯電話の電波が間に合いそうにない。目下、聯通、電信、移動は協商投資建設方案を検討しているところだが、8号線と9号線については新しく開通するエリアは携帯電話の電波がカバーされない問題を抱えたままとなるそう。

4本の新路線には全部で668台のエレベータエスカレータが設置される。設置後、更に15日間は試験運転を実施し安全を確認した後、開通となる。40台近くのエレベータは地下鉄開通時には運営が間に合わない見込み。多くが来年1月中旬からの使用となりそう。

来年、北京市は更に14号線西段、8号線鼓楼から美術館エリア、昌八連絡線と10号線西局駅から首経貿駅エリアが開通を予定している。その総距離は22キロ。そのうち14号線西段と10号線断絶点は来年5月始めに同時開通となる見込み。