天宝潤徳中心古典家具館オープン

12月2日、北京天宝潤徳古玩文物芸術会展中心古典家具及び骨董家具機能館がオープンした。

古典家具機能館はセンター2号館。文化単位11社が出展する展示品は主に、仿明、清代古典家具、西洋家具。材質は大叶黄花梨、小叶紫檀，刺猬紫檀、金丝楠木，紅酸枝など。アイテムも几案、橱柜、床榻、台架、坐屏など幅広い。テナント企業は基本的に自社工場をもっており、館内にある全単位が終身二年無料ケアを約束、三年以内は破損がなければ返品可能と終身ケアが保障されているのも魅力。ちなみにこの2号館、元は1921年に作られた北京電車修理工場、北京現代公共交通発祥の地でもあり、北京市としては数少ない近代工業遺産になる。

骨董家具機能館は天宝潤徳古玩文物芸術会中心7号と8号館。芸術価値の高い骨董家具が数多く集められ、とくに中椰子壳包镶炕几、黄花梨羅漢床、黄花梨嵌乌木三弯腿香几は骨董愛好家からすると涎ものだとか。

天宝潤徳古玩文物会展中心は今年10月28日に開放され、全国初の古玩文物芸術会展中心として注目されている。現在、古玩文物研究デザイン、創意制作、鑑定修復、陳列展示、販売、オークション、講座、フォーラム、展示交流など多機能を一体化し運営されている。