保険の自動販売機　北京駅と南駅に登場

午後15時、ちょうど利用客が増える頃、北京南駅二階の待合フロアに人だかりが。全国に先駆け、中国人保が今月より保険の自動販売機を登場させたのだ。これで旅行客は出発前でも旅行行程に適した交通意外険商品を購入することが出来る。

この自動販売機はオレンジで高さ二メートルという細身の機械。インターネット予約チケット受取機械は青色なので直ぐ見て違うことが分る。利用法も簡単。スクリーン上に表示される「投保」を選択。次に身分証明書を左手横のスキャン部分に入れると、5種類の保険が表示される。項目は鉄道、飛行機、車の総合保険で、金額は20元、50元、100元の三種類。20元で一ヶ月、50元と100元は一年有効。保障額は20万元から100万元までいろいろ。操作は約5分とスピーディー。

保険はお金を支払った後から直ぐ有効。例えば一年の保険を購入と、機械が一枚の長い紙を吐き出す。紙には2012年11月26日15時13分から・・・と印刷されている。この自動販売機は保険内容をチェックする機能もついており、交通意外保険意外に人保険その他保険の消費者も同様に、この機械で保険の状態を確認することが出来る。

この機械は目下、北京駅と北京南駅にあわせて七台設置されている。従来、交通意外保険は旅行社や航空会社を通じてしか購入出来ず、仲介手数料がかかっていた。それをこの自動販売機を使えば、仲介料不要、消費者は自分の欲しい保険を実質価格で買い求めることが出来る。