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地震情報SMSで発信

時間:2012-11-27 11:36:21

今後、北京で地震を感じたら12322へショートメッセージ(SMS)報告する環境が出来る。この度北京市地震局は12322防震?災公益サービスSMSプラットフォームを立ち上げた。これは全国で率先して行うもので、国家、省、区県三級地震災害情報速報プラットフォームネットワークが実現化する。

このプラットフォームは各区県でSMSコードが開通されており、12322に向けて災害情報を送信するだけでなく、各区県コードに向けSMSを送信することも可能。内容は全て北京市地震局に収集される。SMSコードは“12322001100××”。最後の二桁は区県コード。例えば北京市地震局は00。東城区01、西城区02、朝陽区03、海淀区04、豊台区05、石景山区06、門頭溝区07、房山区08、通州区09、順義区10、大興11、昌平区12、平谷区13、懐柔区14、密雲県15、延慶県16。東城区地震局のコードは、1232200110001となる。

12322 SMSプラットフォームは主に市民が自主的に配信した地震情報を収集し運営する。“これまで我々が収集した地震情報の経路も、主に速報員や微博ユーザーの情報でした。”市地震局救急援助所孫所長は語る。また“SMSプラットフォームの立ち上げで、より的確な情報が把握ででき、効率もあがる”と語る。

しかし13桁という長いSMSコードには少なからず面倒を感じる。地震が発生した時に打てるか?覚えられるか?これについて孫所長は、「番号組合コードはキャリアと協議を進める当初に確定したもの。コードは省市を代表するもので、暫定的に短縮は難しい。出来れば多くの人に予め番号を携帯に記録させ、緊急時に遭遇しても簡単に配信できるよう各自環境を整えて欲しい」という。なおSMS送信費用は通常のSMS送信費と同額。

地震速報情報は、人身負傷死亡、破損、社会影響。内容は簡単なほど良く、当事者また親族身近な人が感じた地震情報でも良い。もし地震がどうか判断が出来ない場合、軽い揺れであっても配信して欲しいそうだ。

このSMSプラットフォームは現在北京市全体に配信する権限は備えていない。しかし市全体には約8000名の地震速報員が配備されており、彼らの携帯に向け地震情報が配信される。一旦、北京市で地震局が地震の的確な情報を得ると、直ぐに地震情報が彼らに配信される。目下、市応急事務所は北京市各種予報警報情報の発布プラットフォームを建設しており、十二五期間、地震予報警報情報もこのプラットフォームに入る計画。そうなると、携帯電話のショートメッセージを通じて、市応急事務所は一般市民にも地震予報警報情報を配布することが可能になる。
 

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