大柵欄の老舗店　体験館続々オープン

大柵欄を散策すると、買物するだけでなく、老舗店の伝統技術も体験可。例えば布靴の店、内聯升に入ると千層に及ぶあの靴底を作ることが出来たり、生地屋の瑞?祥に行けば自分のチャイナドレスのボタンを作ることが出来き、また張一元に行けばジャスミン茶を作る過程を学べる。西城区大柵欄街道は、来年には老舗漬物店で有名な六必居も在粮食店街にある老舗店内に体験館をオープンさせ、先生の指導の下、?菜製造の独特な魅力が体験できるなると発表。そうすると大柵欄の体験館は全部で8件になる。

大柵欄街道では、商業的な雰囲気の中に文化的価値を盛り込む努力を続けており、体験館の建設はその重要な措置の一つ。今後、こうした老舗店の体験館は更に増えて集落的な運営がなされ、人々は大柵欄を散策しながら、買物をして、また消失しつつある伝統生活方式を体験できるようになるという。

六必居老?菜店は大柵欄粮食店街3号にあり、480年近い歴史を誇る。漬物製造技術は市級無形文化遺産に登録されており、来年、この店は現在の院落や風貌や質の悪い厂房、宿舎、事務所などを改造し、伝統漬物製造技術の流れを展示する。六必居のような無形文化遺産に指定されている老舗店は大柵欄には数多く、同仁堂や張一元、内聯升など全部で26項目に及ぶ。そのうち中国家級項目は実に7項目にもなる。旅行しながら北京文化も気軽に体験できるようになると、一層楽しい思い出が作れそうで楽しみだ。