北京都市部の一部高速道路改名

来年1月1日から、北京市『高速公路命名和編号規則』が正式に実施される。既に命名されている高速道路は道路補修に順じ新しい名前に改名され、新しく建設される高速道路については基準に基づき命名される。これは2010年国家高速道路統一改名後、北京市としては初の高速道路名称と番号編集に対する規範実行となる。

省クラスの高速道路の名称は起点の地理方位から命名。起点は鎮級以上の接続地点を選択。放射線状に延びる道路については中心都市から端に向けて命名。高速道路が縦に延びる場合、北から南に向って、横に延びる場合は西から東に命名される。

利用する人がわかりやすいよう、どの道路も簡略名称がつく。大部分の省クラス高速道路の略称は起点地名の頭文字の組み合わせ、または略称字の組み合わせになる。例えば、密雲・啄州高速道路は、略称が密啄高速。北京・天津高速は、京津高速となる。中心都市区と接続する門頭溝都市快速道路の阜石路は、京門高速となる。

文字名称以外、高速道路は番号編集も行われる。交通専門家の話では、こうした簡単な名前を使うことで利用者は道路の等級を識別しやすいだけでなく、方向も認識しやすいという。目下、国家高速道路はＧから始まり、１桁、2桁または4桁のアラビア数字。国道高速エリアもGで始まり、その後3桁のアラビア数字が加わっている。省級高速はSから始まり、その後2桁のアラビア数字となっている。