昨日立冬　老舗店で元宵作り開始

昨日は二十四節気の立冬だった。北京ではこの日、元宵作りをはじめ、同時に餃子を食べる慣わしがある。一昨日、稲香村や錦芳といった老舗店では、蛇年の元宵作りがスタートし、一足早く店頭販売も開始された。

稲香村では昨日は明け方から元宵の炉が揺らされた。蛇年の元宵節までに、龍年元宵節より12％増の約1400トンの元宵を準備するという。

元宵以外、立冬の食卓の主役といえば餃子。今年は変り種が登場しており、例えば恵豊餃子楼では羊肉大葱や牛肉人参といった伝統の味以外、栗を使った栗キノコ牛肉、栗キノコ豚肉が並んでいる。またお持ち帰りに便利なようにと、出来合い餃子、皮と餡セット、即席の三種類の持ち帰りサービスなども登場している。