霜降迎え冬支度開始

今週23日は重陽節、また同時に二十四節気の霜降だった。気温がぐっと下がり、加えて乾燥が気になるこの時期、健康に対する感心が高まっている。

霜降に身体に良い食物というと、栗や百合、蜂蜜、山芋、兎の肉。街中に栗を炒って売っている店が目に付くようになっているが、どうやら今年の栗は値上がりしているようだ。市内でも人気の「秋栗香」では500グラム16元と昨年より1元値上げ。中には2元値上がりしている店もある。

食べ物でいうと、霜降には辛い鍋物はあまり食べないほうがいいという。乾燥から辛いものを欲してしまいがちで、牛や羊の肉は口内炎を起こしやすい。しかし分っていながらも食欲には負けてしまうのが人間のさが。この数日間、北京市内の火鍋屋は大変繁盛している。今年は特に炭火を使った北京銅鍋、小さな鍋がビジネスマンに人気。またスーパーでは“呷哺呷哺”店が次々と新規オープンし、行列が出来ている。

霜降が終わるといよいよ冬。早くもダウンが安売り販売を開始。崇文新世界関係者の話では、今年の冬服は500元から700元が相場で、重ね着型の秋冬コートがお勧めだそう。デザインは中ぐらいから長めの丈が売れ行きがよいそうで、色は昨年に引き続きアーミー色が好まれる傾向にあり。ただ昨年よりシンプルなのが流行のようだ。