9月北京市感染病死亡例13例　秋冬流感多発シーズン

北京市疾病コントロールセンターが今月9日発表したデータによると、2012年9月1日から9月30日24時までの間、北京市感染疫病情況は総体的に平穏降下。法定感染病19種10399例が報告され、死亡は13例。内訳はＢ型肝炎6例、エイズ3例、肺結核2例、C型肝炎と狂犬病が各1件となっている。Ｂ型感染病報告病例の上位5つは、痢疾、肺結核、梅毒、Ｂ型肝炎和しょう紅熱で、総B型総数の90.84％を占める。

9月30日から10月7日、国慶節期間、北京市伝染病疫病情況は平穏だった。特にSATSや鳥ウィルスなど重大感染病報告もあがっておらず、突発嶺衛生事件も起こらなかった。

さてこれから第四シーズンに入る北京市。重点コントロールが必要な感染病は主に流感性感冒、しょう紅熱、水疱瘡、流行性おたふく風邪、麻疹など。中秋節、国慶節期間、たくさんの北京市住民が旅行に出て、休暇後、学生や地方労働者が大量に北京に戻ってきている。今の時期、かなり緊張して感染病が入ってくるのを防がねばならない。学校や幼稚園機関では既に早朝検査が実施されており、発熱している学生については自宅隔離、治療して周囲に感染しないよう注意されている。大人についても、外出から戻った後は手洗いとうがい、人が密集する場所を避けたり、病院に行くときはマスクを着用するなど心がけたい。