国慶節　一部公園ピーク時一方通行に

北京市公園管理センターの予想によると、今年の中秋節、国慶節ダブル休暇期間の観光客数は述べ400万人を超え、昨年より増加すると見られている。とくに10月3日と4日がピークで、天壇、動物園、頤和園等人気観光地では、情況をみながら一方通行等規制措置が採られる予定。

昨年の国慶節、市所属公園の訪問者数は述べ403万人。今年は更に長い八日間休暇とあり、更に客足が伸びると予想される。また今年は地方からの観光客と外国人旅行客が多くなると言われている。天壇、動物園、頤和園はとくに人気観光スポット。公園の安全を確保するため、市所属公園は全園で“区域化”、及び風景“インターネット化”管理スタイルを実施。11箇所の公園で96箇所ある切符販売窓口を、窓口及び臨時車輛型販売窓口で更に90箇所増やす。ラッシュ時間帯には全ての窓口を開放し、切符を買い求めるためにかかる時間は平均半分まで短縮できる計算。

また市所属公園はゲート区と観光区に36箇所の祭日遊園指揮部を設立。ラッシュ時に一方通行措置を採る道を28本指定している。例えば天壇公園は観光客が最大容量80％以上に達するか、祈念殿、回音壁の観光客の瞬間容量が祈念殿6700人、回音壁767人に達した場合、切符販売速度を遅くするか暫定的に販売停止の措置を採る。また通路を一方通行にする、臨時ゲートに誘導するなど措置を実施。

なお天壇公園では祭典文物展、北海公園では中秋舞楽戯劇季、北京植物園では京台二大土地“奥恩杯”台湾文化蘭花デザインコンクール展覧、北京動物園では白熊館開館など開催され、今年の国慶節目玉イベントとなっている。その他、湖のある6箇所の公園では手漕ぎ船や電動船、ペダル式船など16種類1600隻近い遊覧船が出て、営業時間も延長してサービスが提供される。

●一部公園一方通行措置
頤和園：玉澜堂、文昌閣、蘇州街内の混雑する場所6箇所で一方通行
動物園：パンダ館一方通行
北海公園：静心齋内の観光は一方通行、?島白塔前72段階段は右側が上り、左側が下り
中山公園：南門は入口、東門もしくは西門は出口。
香山：北山から登り、中路または南山から下山。