五級の大風で気温降下　金曜日には回復

北京都市部は三日間も霧が立ち込める天気だったが、寒冷前線の影響で昨日は広い範囲で雨となり、今日は雨があがり、四級から五級の北風が吹き、爽やかな天気が広がっている。同時に小幅だが気温が低下。少し肌寒さを感じる天気となっている。

昨晩、北京の一部地域で小雨が降った。降雨量は0.6ミリ。湿度は91%、加えて風がなく、空気中の汚染物質が沈滞。大部分の地域で視界は1キロから3キロとなった。午前中、都市部と平谷、大興など地域は1ミリ未満の雨。11時の南部郊外気象観測所が記録した最高気温は21.6度と一昨日の同時間より4度も低かった。西部、北部、東部郊外の気温は更に低かった。午後には雨もあがり晴れ間が広がった。

しかし18時から20時には、昌平、延慶、懐柔、密雲、海淀北部で集中して雨となった。西北部は平均降水量8.5ミリ。全市平均2.6ミリ。北京市気象台は未来6時間に西北から東南にかけ雷雨が発生し、局地的に短時間であるが強い雨となる雷警報を発令。結果、大部分の地域で5ミリから15ミリの小雨から中度の雨となった。

今日の午前中は最大風力は五級の北風が吹いており、予想最高気温は24度。お出かけの際は長袖を加え、温かくしたい。寒気の到来で篭っていた北京の霧も散り日中の視界が開け、汚染も浄化されている。

明日は北風も三級前後まで落ち着き、予想最高気温は24度。金曜日には気温が再び回復、週末の最高気温は27度まで上がると予想されている。この秋空の爽やかな天気は三四日続くとみられている。