一部風邪薬　実名登記購入に

今日から北京市内で販売される「白加黒」、「新コンタック」などエフェドリン類含有製剤を購入する際、身分証明書が必要になる。

これは北京市葯監局が近日発表したもので、エフェドリン類含有製剤が不法ルートで流入するのを防ぐ目的で行われる。国家禁毒委員会と国家食品薬品監督管理局は、北京市全体において以下の通りエフェドリン類含有製剤の管理強化を実施する。

先ず批准については、北京市葯監局はエフェドリン類含有製剤の批准量を制御。5年以内に生産されていない品種については今後、生産停止と宣言。エフェドリン類含有製剤批准番号の数量も厳しくコントロールするため、今後エフェドリン類含有製剤の申請は受理しない姿勢を明らかにしている。生産環境については、企業に対しエフェドリン類含有製薬に中国葯品電子監督管理コードを加えるよう要求。更に代理商については固定するよう求めている。

消費者においては、薬局でエフェドリン類配合製薬を販売する際、身分証明書の提示が求められると同時に、一人で何度も購入する等異常行動は質問を受けることになる。

エフェドリン類含有製剤
風邪薬：白加黑、新康泰克、日夜百服寧など
滴液類：呋麻滴鼻液など
糖浆類：天一止咳糖浆など