通州で「きのこオリンピック」

今月27日から30日、「きのこ会のオリンピック」とも言われる第18回国際食用菌大会が通州で開催される。40カ国以上の各界人員が一同に集まる。同時に大会期間中には第一回「北京?菇文化祭」が開幕する。

国際食用菌大会は国際?菇学会が発起し開催するもので、4年乃至5年に一度開催されている。アジア地区では、日本で一度開催され、この度は初めて中国で開催となっている。国粮農グループ、世界銀行など国際組織からの代表が集まり、また各国食用菌方面の科学者、企業家、政府関係者などが集まり、約600名で通州食用菌産業発展の最新技術、経験について話しあう。

大会期間、通州区では食用菌産業園を永楽店鎮に開設。総敷地面積は1500ムーで、食用菌菌種育繁場、杏鮑菇工厂化生産模範場、中国食用菌品種展示園、中国食用菌設備生産模式展示園、北京林菌生産模式展示園、食用菌文化館を新しく建設。中国式の食用菌菌種生産スタイル、中国食用菌主要品種などを展示する。

第一回「北京?菇文化祭」は、同じく通州永楽店産業発展核心区をプラットフォームに展開。“食用菌リゾート体験農場”の建設や、“通州食用菌ツアー路線”などを展開し、都市並びに周囲の住人を呼び、食用菌の歴史文化と科学普及知識を紹介。自分で食用菌を栽培したり、きのこ摘み、現場できのこ料理を味わったりできるという企画。