門頭溝Ａ級以上風景区8日から完全復帰

門頭溝区旅遊委員会は、門頭溝内にある「7/21」暴雨で被害を受けたＡ級以上の観光地は、8月8日から全て復帰すると発表。

門頭溝は「7・21」北京暴雨の被害が酷かった地域のひとつ。経済損失は十億元にのぼり、区内の多数観光地が打撃を受けていた。

門頭溝区は早急に応急措置体制を設立。今後、災害に遭った際には、ラジオやテレビ、携帯電話ショーとメッセージなどを通じて観光客に注意安全を呼びかけ、同時に経営中止を命ずる観光地名簿を作成。区旅遊委員会も専門の災害防止応急指揮部隊を設立、雨の度合いにより通知と警報を8ステージに分けて発布。とくに潭柘寺、戒台寺など重要単位は災害防止、救急指導、検査を強化し、暴雨でも怪我人が一人も出ないようにする態度を明らかにしている。

旅遊委員会は引続き土石流や土砂崩れなど容易に地質災害が発生する観光地の監督と見回りを強化、必要に応じて知識講座や訓練を実施するとのこと。

なお、現在ほぼ門頭溝区の観光地は復帰している。国道108号線、109号線も復旧、車両は通常通り通行可能となっている。国道沿線の農家村なども運営を再開している。