平谷区　桃狩りシーズン到来

一昨日、2012北京・平谷鮮桃採摘季が世界最大桃園で開幕した。桃畑には、アメリカ紅蟠、白鳳、大久保、八月脆など、緑色生態環境で育てられた甘くて美味しい新鮮な桃がたわわに実り、観光客の桃狩りを待っている。

平谷の大桃は栽培面積最大、品種最多、店頭にのぼる時間も一番長く、有名。科学技術研究開発を経て、白桃、蟠桃、油桃、黄桃の四大シリーズが育ち、品種は200種以上。出荷期間は毎年2月末から10月中旬まで。

平谷は10万ムーの大桃基準化基地、5万ムーの緑色食品桃生産基地を建設。11.7万ムーの無公害桃生産基地、5000ムーの有機桃生産模範地区を誇る。アジア食品安全研究センター株式会社が指定する80項目の残留農薬検査をクリア、日本食品安全基準にも達している。

毎年7月、8月、甘みが益し、色鮮やかに大きく育った無公害の平谷「樹熟桃」が木にぶら下がる。「樹熟桃」は木の上で自然に熟した桃を差し、6割から7割程度熟した段階で狩りいれ、更に一時置いて「后熟桃」にする。そうすると「樹熟桃」の形、色、甘味が最高値に達するのだそう。目下平谷では毎日4万キロ近い「樹熟桃」が出荷されており、市内社区や市場で直売、専門販売されている。