天壇長廊など修復工事スタート

頤和園の徳和園、天壇公園の長廊、北神厨院落、北海公園の静心齋と団城、景山公園の寿皇殿、陶然亭の慈悲庵など、古代建築物の修復作業がスタートしている。

北京市公園管理センターは、今後、積極的に歴史文化名城保護と工程利用を実施し、中軸線遺産申請作業と世界名園保護を推進すると発表。歴史文化遺産の科学保護と合理利用を強化、西山八大処文化風景区、海淀“三山五園”歴史文化風景区と十三陵明文化風景区を推進する。

同時に、北京植物園の櫻桃溝風景区生態の修復、天壇公園の西北外壇景観アップ、北京動物園の」白熊展区建設、長河北東部環境改造など公園景観を高める工程も展開。加えて頤和園の須弥魂境、北海の万佛楼大佛殿、香山昭廟など少数民族建築群の修復も実施。香山永安寺と二十八景復建工作も進める。

その他、北京市中軸線遺産申請委員会の成員単位として、北京市公園管理センターは風景区の修復開放を通し、景山、中山、北海、天壇公園を北京年中軸線の重要組織とする保護と宣伝活動を展開させる計画となっており、その際には関係する地区や関係部門と共に、更に積極的に園外周辺の環境浄化作業が進められるもよう。