ペット犬　電子チップ入り首輪で管理

犬の首輪にチップを埋め込み、万が一愛犬が失踪しても直ぐに調査できるサービスが始まる。これは北京市公安局治安管理部隊関係者が昨日、首都之窓で透露した内容。

これまで北京市では試験的に、犬の皮膚に注射をしてチップを埋蔵してきた。チップは米粒大の大きさだが、多くの飼い主から「チップは愛犬の健康に危害を及ぼすのでは」と心配の声があがっていた。

そこで今年公安局は経信委ら関係部門と共同で、首輪にチップを埋め込むプロジェクトを開発。チップはその犬唯一の電子身分証。北京市養犬協会関係者も、「犬に電子チップをつけるのは世界で主流になりつつあり、既に国内でも一部地区で実施されている。今後、電子チップは新しい機能がつき、例えば病歴等もデータで管理できるようになるでしょう」と語っている。

今年も養犬登記管理作業が5月1日からスタートしており、全市で95%以上が完成したと報告されている。登記犬は100万匹前後に達し、この数字は昨年全体のレベルと同じ。7月1日からは北京市で全面的な養犬登記集中検査が実施される予定。