北石槽鎮御杏園　第11回御杏狩り

有機栽培された杏の実がたわわに実った光景は、まるで観光客に笑顔を振りまいているよう。順義区御杏園内では、既に多くの観光客が訪れ、それぞれ手に籠を提げ林に入り、枝一杯に実った有機杏をもいで豊作の喜びを楽しんでいる。

北石槽鎮は清朝には皇帝避暑必須の御道だったところで、当時、西趙各庄村の杏園は雍正皇帝自ら「御杏園」と指定、生産される杏は全て宮廷に献上されていたほど。今でも御杏園は敷地千ムーを誇り、栽培されている品種は60種類を超える。年間生産量50万キロ、一年に訪れる観光客数は一万人を超え、北京郊外の有名な生態観光園区となっている。

「先月、私達の農園は中国品質認証センターが発布する有機商品認証所を貰いました。我々が長年連続してこの有機商品認証書をもらっています。種と苗については未だ基因工程技術改造を経ていませんが、肥料はすべて有機肥料を使用、杏園と農園の間に隔離帯を設け、他所の農薬が入るのを防いでいますし、つまり我々の有機杏は純粋天然、汚染ゼロの安心食品です。安全、環境保護、栄養の面で、御杏園の杏は国内認証体系中最高レベルに達しています。」と御杏園責任者は熱く語る。

北石槽鎮御杏園第11回御杏狩りは6月5日から開幕しており、6月末頃まで楽しめるとのこと。

電話　6042-3852
場所　紅螺寺から十キロ
住所　順義区北石槽鎮西趙各庄村
アクセス　順義城区から15番バスに乗り、南北石槽にて下車
　　　　　東直門から936支（東直門から碾子行き）に乗り、大山子にて下車、942（東直門から橋梓行き）に乗換え、北石槽にて下車