「京味児」無形文化遺産展　国博で開催

6月9日は中国第七個文化遺産デー。これを記念し初の「京味児」無形文化遺産大展覧会が国家博物館で開幕した。参観項目は43の国家級、37の北京市級無形文化遺産、及び5のユネスコ「人類無形文化遺産大業作名簿」入選、古琴芸術、中国書法、中医針灸、中国てん刻、中国皮影。全部で260点（セット）近い作品が集まっている。

この大展覧は、北京市で挙行された同類の展覧会と比較すると、最大規模、種類最多、作品最多。開催期間は6日14日から6月17日17時まで。参観無料で、国家博物館に直接行って参観券を貰って入場する。

展示面積は約2000平米。雕?塑作、扎絵織繍、琴棋書画、伝統医葯、表演競技の5部門に分かれている。いくつかある特別展示カウンターの中で注目されるのは、同仁堂がそのまま引っ越してきたかのような同仁堂中医葯文化コーナー。また雅な雰囲気で人気なのが古琴作成カウンターで、古琴が壁にかけられ、梅花の屏風が置かれ、茶花の匂い、琴の音がなり、博物館であることを忘れてしまうような雰囲気の下展示されている。