北京　サクランボシーズン到来

北京市農村工作委員会、北京市園林緑化局、北京市水務局、北京市農業局等単位が共同で主催する「2012北京櫻桃季（サクランボシーズン）」が、先月5月30日からスタートした。「春果第一枝」の誉れ高いサクランボシーズンの到来だ。

サクランボは北京郊外で実る果物のトップクラスに君臨する。北京のサクランボは、70年代から農作物として推進されはじめ、その後品種改良と育成研究が重ねられ、今日では、紅灯、艶陽、雷尼、佳紅、巨紅、早大紅、薩密託など二十種類から三十種類の品種が採れる。栽培面積も5万ムーと広大。計画では、北京市全体で2012年サクランボ生産量は1500万キロ以上、総生産量は昨年より増加する見込み。

延慶以外でも各郊外区県でサクランボが盛んに栽培されており、通州、順義、海淀、昌平、門頭溝でも科学技術を駆使し、サクランボ観光農場基地が開発されている。近い将来、北京産サクランボの味と品質は全国上位に立つのも遠くなさそうだ。

北京農業信息網、尚農網、北京農産品貿易網、美麗卿農網、安食網、卿村旅遊網、大美田園網、城卿旅遊網など10社が聯盟するホームページをアクセスすると、北京でのサクランボ狩り情報が配信されている。気候の良い今の時期、週末に是非、サクランボ狩りに行ってみよう。