宋慶齢故居で西府海棠満開

宋慶齢故居管理センター、西城区旅遊委員会、北京市公園緑地協会歴史名園分会が連合主催する「花美人更美　尋探?身辺最美的女性」、第三回宋慶齢故居海棠文化祭開幕式が宋慶齢故居で13日、開催された。

后海北岸にある宋慶齢故居、元は清代醇親王府の一部。1963年から宋慶齢同志はここに住み、生活と仕事をこなし、1981年に逝去。生前、海棠が大好きだった彼女は中院に二株の西府海棠を植えた。既に樹齢三百年近くなっており、北京都市に生き残っている六株しかない西府海棠の中の貴重な二株だ。仕事の合間、宋慶齢はよく友人を招いて花見をし、また独り木の下を散歩していたのだそう。宋慶齢が亡くなった今も、彼女を偲ぶかの如く、毎年四月上旬に艶やかな海棠の花が競うように咲き誇る。

宋慶齢故居海棠文化祭は2010年にスタートし、「欣賞海棠　伝播文化　広交朋友　発展事業」をモットーにイベントが開催されてきた。今年の海棠文化祭では初めて海棠花杯「我身辺的最美女性」コンテストを実施。美しい行為、精神的な美、心の美を応援する春に相応しい企画だ。

また、地安門郵便局ではこの海棠文化祭用に専門の郵便葉書と数量限定保存版記念入場券を発売。