6号線一期全行程約50分　最高時速100キロも可

先月30日、北京市軌道交通建設管理公司は、年内開通予定の地下鉄6号線一期工事について、主体結合構築が完成したことを発表。この路線は地下鉄1号線と平行に、12の駅で乗換えでき、そのうち7駅は年内にも貫通し、2号線、4号線、5号線、9号線、10号線と接続。6号線一期が完成すれば、非常に混雑する地下鉄1号線が緩和されると期待される。

 6号線一期工程は、東は五里橋駅から西は五路居駅まで全長30.68キロ。北京都市部を横に貫く形で配置。途中、大型居民区が密集することを踏まえ、この路線は初めて8車輌編成が導入される。一回に2000人以上が移動でき、普通の6輌編成列車と比べると運力30％アップだ。同時に最高時速は100キロで、これまでの都市地下鉄のスピードを一気に越える。「実際に運営する時は平均時速38キロです。それで全行程運営時間は約50分になります。」市軌道交通建設管理公司第四項目センター副総経理が語る。

 6号線一期は全部で41列新車両を購入。既に5車輌が北京に到着しており、五里橋車輌エリアで調整を受けている。間も無く試験運転を実施。

 計画に基づき6号線一期は11の駅で乗換え可能となる。特に三里河駅は後から増設された駅となる。主体結合構造は完成したが、運営上は繋がず、つまり列車は通っても停車しない予定。そんな乗換え情況の中、年内に運営投入されるのは7駅。呼家楼駅と慈寿寺駅で10号線と接続、朝陽門と車公庄駅で2号線と接続、平安里駅で4号線と接続、東四駅で5号線と接続、白石橋南駅で9号線と接続。

 8号線は引続き南へ延長しており、南羅鼓巷駅で6号線一期と接続する。その他、6号線一期は、東大橋駅で天通苑線とCBD区域内の地下捷運列車と、褡裢坡駅でL4軽軌線と、車公庄西駅で12号線と接続する予定。