北京明城壁遺跡公園　梅花文化祭開幕

東便門から崇文門まで続く明城壁遺跡は、北京都市部に唯一二箇所残る明城壁の一つ。古風で素朴な景色が延々と約1.5キロ続き、その景色は北京の歴史を感じる。

　春風が舞い草木が青々と伸び出すこの時期、明城壁遺跡公園では現代アートな雰囲気の中、可愛らしい梅の花が競って咲きはじめる。2003年より公園は梅花の栽培研究を開始、2007年に梅花景観が完成。今では緑萼、宮粉、朱砂など50品目を越える千株余りの梅の樹が育っており、明城壁遺跡は市民の春の行楽人気スポットとなっている。

　現在、「賞梅花古楼新春　品城垣悠久文化」をテーマに、第7回梅花鑑賞及び第5回北京明城梅花文化祭が開催されている。同時に今年は2012年恰逢明城壁遺跡公園建園十周年。パネルや影像放送、実物展示などを通じ、公園の発展過程を紹介している。

　その他、梅の最盛期にあわせ、4月1日から4日の期間、「賞梅　画梅　撮梅　詠梅　品梅」シリーズイベントを実施。梅花科学普及知識宣伝をはじめ、「美麗城市」テーマ絵画展、「梅賛」青少年撮影コンクール、少数民族原生態ショー、「緑色使者」植樹活動など十項目を含み、様々な方面から梅の花の形態、品質を楽しめる内容となっている。

見　頃　：2012年4月8日頃まで
場　所　：東城区崇文門東大街9号明城壁遺跡公園
入場料　：角楼入場料10元
　　　　　　樹木認養100元／株（公園からプレートが出ます）
電話　　：65270574
アクセス：特2路、12路、25路、29路、39路、43路、44路、59路、434路、525路、674路東便門下車。または地下鉄2号線、5号線崇文門駅下車