3月30日から陶然亭で山東省濰坊凧展

今日（3月30日）から陶然亭で、第一回凧・春花文化祭がスタート。2000枚余りの山東省濰坊の凧が春風に揺られ舞い、美しい春景色を作りだす。

　第一回凧・春花文化祭がスタートは今日からスタートし5月3日まで。期間中、陶然亭園内各所で様々な凧が見られる。メインは山東濰坊から来た濰坊凧を紹介する「山東濰坊精品凧展」。日本ではあまり見られなくなった凧揚げの風土、北京ではまだ健康作りの一貫としても好まれる凧揚げの風習を、是非この機会に近くで見学してみたいもの。

　山東濰坊凧とは別に展覧会場には200枚余りの精鋭凧が集められ、凧揚げの歴史を紹介する。凧には、硬翅、軟翅、串式、板式と八大系列があり、とくに「九頭龍頭」串式凧や巧みな構造を持つ「八仙越海」板式凧も展示され見学する良いチャンス。外の広場ではギネスブックに登録された6メートルもある巨大「鯉魚跳龍門」凧も展示される。

　その他、山東?坊から専門の凧名人が招かれ、観光客の前で実際に凧作りを披露したり、子供達が参加出来る凧へのお絵描きコーナーも設置されている。

　文化祭期間、陶然亭公園の入場料は10元。