北宮国家森林公園　24日から踏青祭

この土曜日（3月24日）から北宮国家森林公園にて踏青祭が開幕する。

 北宮森林公園は東に芳澤渓が自慢の小江南、西に昨年末完成した音楽共に様々な動きに変化する噴水「幽谷听泉」と見所満載。豊台区園林緑化局関係者の話では、今年の踏青祭は二週間で、静養、科学、民俗というテーマにあわせ三つの路線を企画。

 今年初めて設置された健身養生文化廊は、山門入口を楓林路まで延ばし南門入口までの路線。道なりに各種静養知識パネルが展示され、観光客は登山しながら『黄帝内経』静養知識が学べるという趣向。野外天然ガスを吸いながら、健康静養知識を得る、まさに科学健康と健康遊園の目的を一度に達成することが出来るお徳なルートだ。この養生路線では春養生知識展、北宮養生堂、八掛走転養生歩、踏青登山詩詞?などイベントも配している。

 科学路線は杏花坂から動物園まで。北宮植物薬用価値科学普及紹介、「昆虫いくつ知っている」自動趣味科学普及、杏花詩詞賞析など文化的内容で構成。北宮動物園沿線では、北宮に生息する各種植物科学普及知識が紹介されており、子供も遊覧を通じて各種植物知識を学習することができるという趣向。

 民俗路線は北宮の水系遊覧ルート。民俗ショー、「品春咬春」など人文内容となっている。大坝停車場と釣魚島では、?飛義、抖空竹など伝統民俗ショーが見学できる。

 北宮森林公園の山桃花は往年より十日前後遅い開花となっている。また食事については、北宮山庄が一般客に向けビュッフェスタイルの食事を提供。一人48元とのこと。

■北宮国家森林公園
帝王憩いの地として有名になった。丘陵型の自然風景区。市内中心部から最も近く規模最大の国家森林公園となる。公園は12箇所の亭、廊、閣、塔など人文景観、15箇所の特色スポット、三大水系景観を有する。園内には良質な木々21種類、野生植物30種類余りが生息し、植物は253種類に達する。全区森林カバー率68.8％、林木緑化率89.3％。全園を水脈が貫き素晴らしい自然環境を保っている。中国林業科学研究院が春夏秋三シーズンの園内空気検査を実施したところ、園区内の空気マイナスイオン濃度は平均3422个/cm。北京市内は300から500个/cmであることと比べると、正に公園全体が天然ガスバー。