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900歳雲居寺北塔修復工事

時間:2012-03-21 09:48:28

900歳雲居寺北塔修復工事

900年以上の歴史を有する、雲居寺シンボル的建築物「北塔」。破損が見られるようになり、これから約一ヶ月に渡り修復工事が行われることになった。

 雲居寺は、唐、遼と異なる時期の宝塔十座余りが存在する。そのうち北塔は雲居寺にとって現存する宝座の中で最も雄大で立派な一座。高さ30.46メートルもあり、まさに雲居寺のシンボル的建築物。

 北塔保護のため1989年政府が投資し大規模修復を行った歴史がある。それから二十年が過ぎ、雨風に晒され、今また北塔塔身局部に破損が見られるようになった。特に一層二層の雨水が作る亀裂や、西北側地面の亀裂が重態。

 この度の修復工事では厳しく文物現状を変えない方針が貫かれ、文物保護と歴史環境の真実性と完全性が確保される。方案設計、施工工芸、材料選択、規模敷設など各方面ですべて伝統方式が採用される。工事が完了は4月20日を予定。


 雲居寺は北京西南郊外75キロの白帯山下に位置。14278枚の石刻仏教大蔵経を収めていることから「北京の敦煌」と称される。雲居寺周辺二キロの範囲内は、雲居寺、石経山蔵経洞、唐、遼塔群が構成する中国古代仏教文化一大宝庫。1961年3月4日、房山雲居寺及び石経は国務院から第一次全国重要保護文物に指定されている。特に雲居寺は石経珍蔵で有名。昔は「碑海塔林」とも呼ばれた。雲居寺古塔は歴史悠久、数が多く、造型が奇特、彫刻精美といった特徴がある。塔の上の銘文及び浮き彫は歴史のパスワードを綴っているに等しく、中国古代北方の政治、経済、文化、芸術を探る重要資料として研究されている。
 

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