首都図書館聯盟成立　60箇所の図書館で貸し借り可能に

今月12日午前、北京市行政区域にある110箇所余りの図書館自主グループにより“首都図書館聯盟”が成立。今後、一枚の読書カードで百箇所余りの図書館に収蔵される文献資料を閲覧でき、近くの図書館で、他の図書館で開催される講座にも参加できる。

　北京市で市民への政策貢献措置が推進されているが、この首都図書館聯盟もそのひとつ。首都図書館及びその他各区県図書館、街道図書館あわせて60箇所が、一カ通で貸借り可能となった。その他、国家図書館と首都図書館との間では、率先して相互認証が実現、一件の証明書で二箇所の図書館で図書を借りることが可能。高等院校図書館も近い将来、社会無料開放される。聯盟加盟図書館は講座を開き、図書館同士の生放送または転送放送など他項目措置と活動を実施。今まで以上に図書館を通じ、知識を得て豊富な文化生活を求められるようになる。

　北京市委員会宣伝部部長の魯氏は、「北京は、図書館収蔵センター、展覧センター、研究センターが全国で最も多い都市であり、且つ施設も優れ、管理レベルも最高の都市。首都図書館聯盟の成立は、図書館資源を統一して利用することで、規模化、専業化、一体化発展を実現させるのに具体的な意義がある。」と挨拶した。

　“首都図書館聯盟”のマークは五つのダイヤモンドでひとつの輪を作ったデザイン。この度成立した首都図書館聯盟で第六個目、つまりダイヤモンドの中心に出来た五角星が首都図書館聯盟を意味。以後新しい聯盟が加わるごとに、ダイヤモンドの輪は菱形に替わり、同時に首都文化発展能力の繁栄を現す。