国家郵政局：速達便　全て開けて目で検査

2月28日、国家郵政局は『関于進一歩加強快?企業収寄験視工作的通知』を発布。今後、各省（区、市）郵政管理局は速達サービス企業が荷物を預かる際、その場で中身を目で確認する作業を強化。これは安全に荷物を配達するためであり、法律に則った業務。違法行為となる企業については厳重に処理し、営業停止または営業許可証剥奪もあり、としている。

　今回の厳しい政策の背景には、この数年の速達便安全問題がある。昨年3月、杭州で速達便爆発事件が発生。また最近では広州でも小包爆発が起こっている。中国快?諮問網総代表は、こうした案件は速達業界の不規則な運営体制が問題と指摘。

　『通知』では、各速達サービス企業は国家規定に則り、郵送不可物品の検査を強化するよう要求。顧客が預けてくる荷物に対し、必ず全て開けて目で検査する。粉末、液体、及び直接判断出来ない電気装置等は重点検査物品対象。また煙火しやすいもの、爆発しやすいもの、腐食しやすい物など禁止物品も預かり不可。顧客が検査を拒否する場合は、そのサービス依頼は遂行しなくても良い、となっている。